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-永遠の定番-
3つボタンヘンリーネックシャツ

1900年にテネシー州ノックスヴィルに創業したHealthknit(ヘルスニット)。
創業から120年以上という⻑い歴史で培った経験と技術を基に、こだわりぬいた製品を現在まで作り続けています。
その中でも特に長い歴史と人気を誇る商品が、”906S”と呼ばれる品番の
3つボタンヘンリーネックシャツです。
今ではさまざまなブランドからヘンリーネックシャツが販売されていますが、そのベースになったのは『ヘルスニットのヘンリーネック』であると言われています。
20世紀初頭に労働者に向けたアンダーウェアとして誕生し、その後幾度かの改良を経て、カジュアルウェアとしても愛されるようになった現在の形になっています。

1世紀以上もの⻑い間、定番として愛されてきたヘルスニットのヘンリーネックシャツ。
その数々の変わらないこだわりをご紹介いたします。

1920-30ʼs Healthknitの縫製工場

●素材へのこだわり
選び抜かれたU.S.Cotton(米綿)を使用し、肌離れの良いドライな着心地を実現しています。
Open-End Yarn(空紡糸)と呼ばれる、空気を利用し遠心力で紡績を行う糸を使用しており、繊維の間に空気を含むため、ふっくら感があり、ドライでざっくりした少し硬めの風合いになるのが特徴です。
着用を重ねるごとに体に馴染み、独特の風合いを増していきます。
また、筒状に生地を編み上げる「丸胴編み」を採用しています。
縫い目が肌に触れないため、ストレスのない快適な着心地が得られるというメリットがあります。

袖口から見えるのが空環と呼ばれるひも状の縫製糸

●縫製へのこだわり
各部の縫製には『4本針フラットシーマ』と呼ばれる特殊なミシンを使用しています。
縫い代がフラットに仕上がるため肌当たりが良く、ソフトでストレスのない着心地を味わえます。
袖口には、空環(からかん)と呼ばれるひも状になった縫製糸が残っています。
これは大量生産時代の名残を残したディティールで、当時はほつれ止めを行うのが生産のロスを生むということで長く糸を残し、多少ほつれたとしても問題が無いようにしていた、というものです。
現在では生地の端にカンヌキ止めと呼ばれる補強ミシンを入れているため、空環を根元で切ってもほつれてくることはありません。
ロックミシンで縫製された裾口も特徴的です。
これはタックインした際にもたつきやストレスを感じることのないよう、
裾口の厚みを最小限に抑えるためのディティールです。
着用を重ねるうちに、裾がくるくると自然にロールしていく経年変化も楽しめます。

クラシカルな『猫目ボタン』

●ボタンへのこだわり
前開きのボタンには、クラシカルな『猫目ボタン』を使用しています。
ボタンの穴の形が猫の目のような形状に凹んでおり、その凹みにボタン付けの糸が隠れることにより、擦れを抑え耐久性を高めるという合理的な仕様が、現在ではデザインのようにも見えます。

●”906S”と”952S”
数々の変わらないこだわりが詰まっているヘルスニットのヘンリーネックシャツ。

着心地の良さと飽きのこないデザインで、何枚も揃えておきたい伝統の”906S”に加え、全ての特徴を兼ね備えながらリラックスフィットのサイズ感にアップデートされた”952S”が、今期よりラインナップに加わりました。
インナーとしてはもちろん、1枚で着ても様になります。
薄手のアウターにサラっと合わせ、猫目ボタンを覗かせるのもオススメです。

約1世紀という⻑い期間、変わらない定番として愛されてきたヘルスニットのヘンリーネックシャツを是非ご愛用ください。

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